日本人はマナーがいい!それってホント?
こんばんは、わったさんです。
日本人はマナーがいいって外国の人は良く言いますよね。
そう言ってもらえるのは日本人として本当に嬉しいです。
たしかに外国に比べて(僕の知っている限りですが)道路にゴミも少なくなってきたし、タバコも分煙が急速に進んで喫煙者はほとんどの人が喫煙所で吸ってます。
歩きタバコなんて最近はだいぶ見かけなくなりましたね。
電車やバスでは席を譲る。
車の運転にしても譲り合いの心がなければもっと事故は多いでしょう。
災害時でもパニックにならずに列を作って順番待ちできるのは日本人だけじゃないですかね。
そういった部分を見て外国の人は日本人特有の「礼節を大事にする精神」に驚き、称賛しているんです。
ただ、ごく一部の人かもしれませんがマナーの悪い人がいるのも確かです。
国内でも海外でもこの「ごく一部の人」のおかげで日本人全体が悪く見られる事もあると思います。
例えば僕がタイにいた時の事です。
その日はタイ人の友達ががアユタヤ遺跡に連れてってくれました。
アユタヤ王朝は1350年頃から約400年続いた歴史ある王朝でいたる所に仏像があります。
アユタヤ王朝はビルマ(ミャンマー)に攻められて滅びる訳ですが、その時ビルマは徹底的に建物や仏像を破壊したそうです。
廃墟と化した遺跡には数えきれないほどある仏像のほとんどが頭のないものばかりです。
見てみるとかなり異様な光景ですよ。
この歴史ある遺跡にはこんな看板がありました。
日本語で書かれているのでこんなバカな事をするのは日本人ぐらいなんでしょう。
友達曰く、この看板があっても仏像に登ったり、自分の顔を置く日本人はたまにいるそうです。
最近は面白い写真を撮るのが流行ってますけど、やってはいけない事もありますからね。
特にこの話のように仏像など宗教的な物が関わってくるとちょっとしたおふざけが他人を深く傷つける事もありますからね。